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サイト構築 〜自宅サーバー公開に向けて セキュリティ設定 その6〜

 

セキュリティ

インターネット上にサーバーを公開すると、ローカル環境で使用していた時とは違い、たくさんの人がサーバーにアクセスできるようになります。大切なサーバーを守るためにセキュリティ対策は必ず実施するようにしましょう!!

色んな方のサイトの情報を基に調べたことをまとめておきます。ただし、ここにまとめた設定をすれば絶対にセキュリティを突破されない事を保障するものではありません。あくまで、自己責任でお願いします。

  1. 特権ユーザーに関する設定
  2. sshに関する設定
  3. サービスに関する設定
  4. ポートに関する設定
  5. ファイル改竄の検知
  6. アンチウィルス
  7. rootkit検出

今回は、6.アンチウィルスについてです。

6.アンチウィルス

Ubuntu Linuxで構築した自宅メディアサーバーに導入しているアンチウィルスソフトと同じ、Clam AntiVirusを導入します。

6.1.アンチウィルスインストール

アンチウィルスは、最近ではWindowsOS、MAC OS、Linuxだけでなく、Androidでも利用している人がたくさんいるウィルス対策ソフトとか呼ばれているソフトウェアです。

Clam AntiVirusのインストール

yum -y install clamd

 

ウィルス定義ファイル更新

freshclam

 

Clam AntiVirus起動

service clamd start

 

ウイルス定義ファイル更新機能の有効化

sed -i ‘s/Example/#Example/g’ /etc/freshclam.conf

 

 

6.2.ウィルススキャン定期実行設定

ウィルススキャン定期実行スクリプトを作成し、定期実行されるように登録します

vi stated_virusscan.sh

#!/bin/sh
PATH=/usr/bin:/bin:
#clam update
yum -y update clamd > /dev/null 2>&1
#execopt setup
execlist = /root/clamscan.exclude
if [ -s $execlist ];
then
  for i in `cat $execlist`
  do
    if [ $(echo "$i"|grep \/$) ]; then
      i=`echo $i|sed -e 's/^\([^ ]*\)\/$/\1/p' -e d`
      execopt="${execopt} --exclude-dir=^$i"
    else
      execopt="${execopt} --exclude=^$i"
    fi
  done
fi
# scan virus
SCANTMP=`mktemp`
clamscan --recursive --remove ${execopt} / > $SCANTMP 2>&1
[ ! -z "$(grep FOUND$ $SCANTMP)" ] && \
# report mail send
grep FOUND$ $SCANTMP | mail -s "Virus Found in `hostname`" root
rm -f $SCANTMP

ウィルススキャン定期実行スクリプトに実行権限付与

chmod 700 stated_virusscan.sh

 

ウィルススキャン定期実行スクリプトの定期実行登録

crontab -e

#毎日00:00にClam AntiVirusを実行する
00 00 * * * /root/stated_virusscan.sh

 

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